【現在地:ペルー/アレキパ】
クスコからアレキパという町に夜行バスで移動して来ました。
アレキパは食の都らしいので、観光そっちのけでいろいろとローカルフードを楽しみたいと思いますb
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2016年8月31日
今日は1ヶ月以上滞在したブラジルを出国して、隣の国パラグアイへ移動する日。
朝はゆっくり準備して、12時ごろ近距離バスターミナルの前のブラジル⇄パラグアイ行きのバスに乗る。5レアル(158円)
あらかじめバスの運転手にブラジル側のイミグレで降りることを伝えておいた。
伝えておかないと、そこをスルーしてパラグアイのバスターミナルまで行ってしまう。
だからブラジルに戻ってこないのなら、出国する時は自己申告して降ろしてもらう。
この線を超えた先がパラグアイだ。
日本は島国で国境は海にあるけど、大陸にある国々は陸に国境がある。
この線一本で他の国にいけるっていうのはいつも不思議に感じる。
そして見えてきたパラグアイのイミグレ。
歩いて行くなら3km
再びここからバスに乗るなら8000グアラニー(147円)
パラグアイ側の国境の町の名前はシウダーデルエステ。
秋葉原のような電気街として有名な町らしく、ブラジルやアルゼンチンから電化製品を求めてやってくる人も多い。
カメラやパソコンを購入したい旅人もたくさんやってくる。
物によるけど、日本並みに安い値段で購入できるそうだ。
ここで新しいカメラのレンズを購入したかった。
僕が持っているカメラのレンズは故障しててピントが合ってくれない。
それに両替もしたかったし、バスターミナル行きのバスは後で乗るとして、まずはバックパック担いだまま店を見て回ることに。
その前に、国境で両替しているおじさんたちにレートを一応聞いておく。
当時、1レアルが1600グアラニー。
正規レートは1700グアラニー。
思いの外ブラジルレアルが余っていたので一気に両替してしまおうかと思ったけど、様子見て町の両替屋も覗いてみることに。
すると、1レアルを1640グアラニーで買ってくれる場所を発見。
365レアル(11214円)が599000レアルになった。
まるでお金持ちになった気分。
そしてそのまま町を歩いているといろんな人に「スマホいるか?」「カメラ買うのか?」とセールストークを受ける。
その中の一人にカメラのレンズを探していると伝えてお店めぐりが始まった。
1軒目はUS$200
2軒目はUS$130
3軒目はUS$80
どれも同じレンズなのになんでこんなに値段が違うのかわからない。
調べ物をしたくてwifi貸してもらおうと思ったけど、小さな店だからかどこもないみたいで、代わりにパソコンを貸してもらった。
価格.comで調べてみると新品を買うよりかは明らかに安い。
じゃあ買っちゃうか!!ってことで、3件目のところで購入を決めるも、レンズ単体では購入できないと言われいきなり値段をUS$190にあげてきて、渋々違う店へ。
レンズ単体で購入できないなら先に言ってくれ(笑)
歩き回ること4軒目。
US$125で売ってくれるということで、レンズの状態を確認して、購入を決めた。
クレジットカードで支払いをしようとして、グアラニー計算で電卓をはじき出し、こちらも改めて両替アプリを使って正規のレートの値段と合っているか確認。
よし、大丈夫。問題ない。
カードを機械に読み込ませ、グアラニーの値段を店員が入力。
ん?
むむ??
0がひとつ多くないか?
英語は通じないけど、なんとかして伝えるもやはり0がひとつ多いまま。
こっちの計算ミスなのかと思い、再びアプリで確かめるもやはり0がひとつ多い。
こちらの話が通じてないのか?
書いて説明した方が早いかも。
テーブルにiPhoneを置いたままバックの中にあったノートとペンを取り出す。
その一瞬が命取りだった。
わずか10秒の間に机の上から忽然と姿を消した僕のiPhone。
おいおい勘弁してくれよ。
周りを見渡して見ると明らかに空気がおかしい。
目がキョドッてる。
まるで、全貌を知っているかのような店員4、5名。
「僕のiPhoneどこにいった?このテーブルの上に置いていたんだけど。」
「は?なんのこと?」
しらばっくれる店員たち。
くっそ。やられた。
絶対誰かが持ってる。
どうやって取り返えそう。
ましてや言葉も通じない。
頭をスーパーフル回転する。
が、何もいい案が出てこない。
まさかこんなところでiPhoneを盗られるとは、、、
身振り手振りでやりとりする。
「バックの中にあるんじゃないか?」
そんはずはない。
一応確認してる。
すると死角に入った店員が
「お前のiPhoneはこれか?」と尋ねてきた。
「それだ!どこにあった?」
「ここに落ちてたぞ。」
言われた場所は明らかに不自然で、そんなところに落とすはずもないし、まず音でわかる。
こいつら、まじ舐めとるな。
なんとかiPhoneを回収できたけど、完全に信用を失い、会計を続行する気分ではなくなり、カードをしまい、荷物を担ぐ。
するとなぜか肩を思いっきり叩かれる。
いやいや意味がわからない。
もちろん、取られる瞬間を見てないから100%ではないけど、明らかに不自然な状況だし、絶対に誰かが取ったことは間違いない。
加えて、へらへらしながらスペイン語で「なんだよ、ばれちまったじゃねーかよ」的なことを喋っているのが空気感でわかった。
ブログのネタになると思い、店内の写真を撮る。
するといきなり右腕をぐっと思い切り掴まれ、写真を今すぐに消せと執拗に迫られる。
こいつ、目がヤバい。
心臓がバクバクなっている。
指示に従わないと首でも締められるんじゃないかってくらいのヤバさ。
まぁ一眼レフの方にさっき試し撮りした写真あるし、いっかと思い、おとなしく写真を消す。
そしてヒリヒリする右腕をさすりながら足早に店を出る。
店外の写真も隙を見てなんとか撮れた。
まさかパラグアイに入って1、2時間でこんなことが起こるなんて。
まぁ原因は、油断して一瞬でもテーブルにiPhoneを置きっぱなしにした自分にある。
いい教訓になった。
どんよりした気分になって、そのあとはもうレンズを買うどころではなくなってすぐにバスターミナルへ。
41km地点に行きたいと伝えると丁寧に乗り場を教えてくれた。
15時30分にやってきたのはオンボロ具合が目立つなローカルバス。
シウダーデルエステから41km地点にはイグアス移住地(イグアス居住区)という日本人や日系人が住んでいる町がある。
その町に行くには、バスの運転手にその旨を伝えないといけない。
「きろめとろくわれんたいうのぽるふぁぼーる」
まるで呪文のようなその言葉をドヤ顔でキメる。
10000グアラニー(184円)を支払い、しばらくしてバスが出発した。
バスのスピードはすこぶる遅い。
何度も客を乗り降りさせる。
物売りも時折やってきて、誰かが何か購入したのか、グラシアスという言葉が耳に残る。
そうか、今まではオブリガードだったけど、これからはグラシアスだ。
スペイン語圏に来たんだなってふと感じた。
目的地の41km地点に着いたのは1時間30分後だった。
イグアス移住地には何があるのか。
それは次回紹介したいと思いますb
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※レートは全て当時の金額(1レアル=31.5円 1円=54.5グアラニー)です。
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