【現在地:パラグアイ/アスンシオン】
1週間、同じ宿に泊まって漫画とか恋愛映画とか見て、きゅんきゅんしてた25歳。
そして今日、アルゼンチン行きのバスに乗る予定。
目指すはブエノスアイレス。
強盗にあいませんように、、、、
1週間、同じ宿に泊まって漫画とか恋愛映画とか見て、きゅんきゅんしてた25歳。
そして今日、アルゼンチン行きのバスに乗る予定。
目指すはブエノスアイレス。
強盗にあいませんように、、、、
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2015年8月28日〜30日(金〜日)
今日はちょっと建築の話でもしましょうか。
「アントニオ・ガウディ」
(出展 Gaudi and Barcelona Club)
きっと誰しも1度は聞いたことのある名前。
スペイン出身の建築家で、主にバルセロナで活躍していました。
グエル公園、サグラダ・ファミリア、カサ・ミラなど、ガウディの作品群として世界遺産に登録されています。
1878年のパリ万博にて、ガウディがデザインしたショーケース。
それに眼を留めた「実業家グエル」は自分の家や公園などの建築をガウディに依頼します。
実業家グエルは、当初はバルセロナを見下ろせる場所にイギリスの田園都市を造ろうと構想するも、資金面などの問題により工事が中断され、その後、公園として生まれ変わりました。
公園内は歩いて見て回れます。
※敷地内にあるガウディの家や一部エリアは有料
中央広場(ギリシア劇場)にあるベンチのタイル装飾はガウデイの「弟子ジュジョール」の作品。
人の体に合わせて形が造られたベンチは、芸術的な価値だけではなくて、未来都市としての住みやすさのデザインも考えれれています。
続いてやってきのは、「カサ・ミラ」と「カサ・バトリョ」
「カサ(Casa)」はスペイン語で、意味は家。
どちらも入場料が高かった(20ユーロくらい)ので、中には入ってません、、
カサ・ミラは直線をなくし、歪んだ曲線を主調としています。
山がテーマとなっており、石を積み上げたかのような独特な形状をしています。
カサ・バトリョのテーマは海。
この写真じゃちょっとわからずらいけど、外壁にはガラスモザイクが埋め込まいて、キラキラと乱反射する様子は海面を思わせます。
チケットは複数種類があり、僕は塔の上まで登れるチケットをインターネットから購入しました。
学割がきいて17.5ユーロ(2363円)
▼【2016.8.3日更新】サグラダファミリア チケット予約購入方法
http://kamimura.com/?p=5929
現在は値段がさらに上がり、塔まで登るものは、
一般 29ユーロ(3915円)
学割 27ユーロ(3645円)
1年間で10ユーロも値上がりするなんて、、、
さて、アントニ・ガウディ氏が手掛けた未完成の巨大教会、サグラダ・ファミリア
以前、完成までに300年くらいはかかると言われていましたが、ITを駆使して現在では2026年の完成が見込まれていて、1882年の着工から150年弱で完成することになるそうです。
入り口となる誕生のファサードを下から見上げます。
様々なエピソードが掘り起こされています。
近づいてみるとものすごく細かい彫刻が施されていることがわかります。
キリストの誕生から初めて説教を行うまでが表現されています。
そして聖堂の内部に入ってさらにびっくり。
言葉で表現するのも難しい美しさ。
美しいステンドグラスがいたるところに見かけられます。
太陽の光が中に差し込み、燦然と輝く。
天井から吊るされるキリスト像。
ガウディはバルセロナの町に音を響かせるために、この聖堂を大きな楽器と見立ててサグラダファミリアを建設していたんだそうな。
ガウディの建築には自然のイメージが取り入れることで有名です。
ここではまるで森の中を歩いているような感じ。
大木の幹を思わせる数々の柱。
天井を広角レンズで撮影すると左右対称の作りになっていることがわかります。
運が良ければ地下の礼拝堂にも入ることができます。
ここにはガウディのお墓があります。
こちらの彫刻は「Parenostre」と呼ばれるもの。
カタルーニャ語で「我らの父」という意味。
僕は塔に登れるエレベーター付きのチケットを購入していたので、上まで行ってみます。
4つの塔は上部で橋で繋がれており、それぞれ渡ることができます。
橋からはバルセロナの町を見下ろせます。
下にいる観光客が蟻のように小さい、、、
橋を渡って反対側の塔の内部に入るんですけど、いたるところに落書きがされてました。
ここは落書き帳じゃないぞ!
フルーツの彫刻。なんで。
塔内部の螺旋階段は狭くて、大人二人は並んで歩けない幅。
アンモナイトみたい。
ガウディの死後に造られました。
と、ここで気になるもの発見。
それがこちらの魔法陣。
これが不思議で、縦・横・斜めに数字を足すと、全て33になります。
キリストが処刑されたのは33歳の時。
ん〜これは何かオカルト的なものを感じるぞ。
2026年に完成を迎えるサグラダファミリア。
完成するとこんな感じになるみたい。
続いてガウディ博物館に行ってみました。
入り口がちょっとわかりづらい。
ここではサグラダ・ファミリアの歴史や建築方法などが紹介されています。
サグラダ・ファミリアの設計図はスペイン内戦で焼失しているので、焼失を免れた数少ない資料を手がかりに、現在のサグラダ・ファミリアの工事は進められているそうな。
こちらはガウディが重力配分などを実験したといわれる紐と錘を使った模型装置。
何がどうなっているのかさっぱりわかりません(笑)
いろんな組み合わせの33があることがわかり驚き。
お弟子さんたちが作業を行っている場所もありました。
今日は誰もいなかった、、、残念。
これでサグラダ・ファミリア観光は終わり!
と、行きたいところですが、サグラダ・ファミリアの敷地を出てすぐのところに地下礼拝堂へ続く入り口があります。
丁度、ミサの時間(日曜、11時ごろ訪問)だったので、運良く空いていたのかも。
常に開いているわけではないみたい。
観光客は意外とここまでこないのか、はたまたあまり知られていないのか、ミサの参加者以外、そんなに人はいませんでした。
神聖な雰囲気の中に、それはありました。
そう、ガウディのお墓です。
ガウディは死は唐突にやってきました。
ミサに向かう途中、路面電車にひかれてしまい、晩年、服装に気をつかわなかったため、浮浪者と間違われて手当てが遅れ、死んでしまいます。
1852年6月25日から1926年6月10日まで、その生涯をサグラダ・ファミリア建設に費やし、今もなお彼の魂がさまざまな人を動かし、残り10年でついに完成する。
完成したらガウディ、天国で泣いて喜ぶだろうな、、
ガウディの作品に触れたバルセロナ。
建築ってすごいなって心の奥底から感じた日々。
ガウディ、偉大です。
あぁ、完成が本当に待ち遠しい、、、
サグラダ・ファミリアに行く前にはぜひ予習をしてください。
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次回はバルセロナのバルを紹介します!
絶対に行きたくなること間違い無し!?
お楽しみに〜
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