【現在地:オーストラリア/バンダバーグ】
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2015年6月17日(水)
今日はコルカタからガヤを経由してブッダガヤへ行きます。
ブッダガヤはブッダが悟りを開いた土地として、また、仏教の最高の聖地として有名です。
電車の時間が早いので、朝は少し早起き。
いくつになっても早起きは苦手なしげさんです。
5時30分には起きて、宿(サンタナゲストハウス)を6時30分にでます。
起きて早々ゲリ3回。途中で、もよおさないか心配。。
宿からバスでハウラー駅まで8ルピー(160円)
今日はちゃんと目的地まで連れて行ってくれましたb
集金の人も優しかったし、コルカタの朝は雰囲気がめっちゃ好き。
少し渋滞に巻き込まれるも、40分ほどで駅に到着。
電光掲示板もあって、出発時間とホームの番号が更新されます。
ハウラー駅は始発なので、出発時間が遅れたり、直前になってプラットホームが変更になったりすることはありません。
朝ごはん代わりに、カレー風味のチキンが間に挟まれたパイとチャイを駅で購入。
合わせて30ルピー(60円)くらいだったかな?
小腹満たしにビスケットも購入しました。
時刻は8時
だんだんと賑やかになるプラットホーム。
座席は指定。
ボードで自分の車両と番号を確認します。
よしよし!ある♡
これで誰かが座ってても堂々とここは俺の席だ!あんたどいて!と言える。
(予約してても勝手に誰か座っているのがインドの鉄道事情)
てかむしろその場に遭遇して、言ってみたい。笑
ホームを歩いていると物乞いの子どもが隣にやってきて、バックの横ポケットに入れておいた、さっき購入したばかりのお菓子をパクって行きました。
前にも後ろにも荷物を背負っているので追いかけることもできず、、、
あぁ、、俺の大事な食料、、
こんなことってこっちでは普通というか、日常的なんでしょうか。
怒る気持ちにもなれず、とりあえず「コラー!」って言うと子どもは走って逃げて行きました。
駅は誰でも入れます。
ボロボロの服を着ていたその子たちは家族で僕のビスケットを分けるのかな、、
なんとも言えない複雑な気持ちのまま、電車に乗り込みました。
インドの列車の車両って数がめちゃくちゃあるんですね!
たぶん25両くらいある。
そして予想通りトイレは汚い、、
うん ●ついとる。
床も濡れていて、うん ●っぽい。
今回僕が予約したのはスリーパークラス(Sleeper Class/SL)というエアコンなしの車両。
インドの長距離列車で下から2つ目のクラス。
ちなみに僕は必ず上段の席(UB:アッパーバース) を予約するようにしました。
これだと、荷物は上げて、あとは開いているスペースに座れるし、
誰も上に座ってこないし、
荷物とられる可能性低いし、
インド人の熱いまなざしやセクハラに耐えられなくなったら登って逃げることもできるし(笑)
盗難被害の多いこのクラスですが、もちろん、寝る時はバッグと鍵をズボンや鉄格子にかけたり、抱いたり、いろいろ盗難対策はやってました。
まぁ、インドでなくても鍵壊されて盗まれたという報告も聞いているので気休め程度ですが、できることはやった方がいいと思うしげさんです。
さて、同じ区画のインド人はいい人達っぽい。
ここではあんま話してないからわからんけど。
近くに子どもがいたりすれば、折り紙で鶴を折ってあげたり(鶴しか折れない)
ようやく日本から持ってきた折り紙を使う時がきました。
あと300枚くらいあります。
どうしよう、、、(笑)
インドの列車は遅れると言いますが、ここは始発なので8時15分ちょうどに出発!
6時間の道のりなので、空いてる座席に座ってKindleで電子書籍を読みあさります。
この時期は暑いと聞いていたけど、人が満席の半分ほどしかいないのと、風の通りが良かったので、下に座っていると死ぬほどの暑さじゃない。
そして本を読んでいると「お金をくれ」と、10分に1回のペースでやってきます。
足に障害があり、床を這いずり回って手を出してくる人
赤ん坊を抱いた小中学生くらいの女の子
何が目的かわからないけど、綺麗な服をきてお金をせがむ女性
圧倒的に男性よりも女性が多い。
(普通は男性の方が圧倒的に多いそうです。)
(普通は男性の方が圧倒的に多いそうです。)
召し物はボロボロ。
隣に座った子どもは裕福な家庭のようで、服は綺麗。
そんな彼らをみて物乞いの子どもは何を感じるのだろう。
羨ましいのかな?
自分の運命を呪うのかな?
そもそも貧しいってなんだろう。
生活は貧しくとも楽しそうに暮らしている家庭はたくさんある。
そう簡単には答えは出ないけど、ここで見たもの、感じたものは大事にしなきゃ。
そう簡単には答えは出ないけど、ここで見たもの、感じたものは大事にしなきゃ。
電車はその後も軽快に進みます。
飲み物、料理、ビニールシート、お菓子、本、チャイなどの売り子がうろちょろする中、僕も勇気を出して車内飯に挑戦。
具がゆで卵のみのカレー、100ルピー(200円)
インドのお米、「バスマティ」はパラパラっていうよりパサパサ、さらさらっとした感じ。
でも香りがあって良いですね〜。
電車に揺られること6時間、ガヤ駅に到着です。
駅を一歩出るとリキシャの客引きと遭遇します。
さぁ、ここから戦いが始まる、、
しげ「こんにちは、ブッダガヤ行きたいんですが。」
客引A「おう!ブッダガヤだな!いいぞ連れて行ってやる、さあ乗れ!」
ここで乗るにはまだ早い。
ここで乗ると後で法外な金額を請求される可能性がある。
事前交渉大事!
しげ「ここからブッダガヤまでいくらで行けるんですか?」
客引A「おお、そうかそうか。で、お前さんどこの国出身だ?」
まさかの質問返し。
これは予想してなかった(笑)
しげ「日本です。ブッダガヤまでいくらですか?」
客引A「おお!ジャパニーズ!トキョ〜!(東京)、インドは初めてか?」
2度目の質問返し。
こっちの質問に答えてくれないことと、話が進まないこと、相手のノリが合わなかったのでイライラし始めるしげさん。
しげ「ブッダガヤいかないんですか?」
客引A「行くぞ行くぞ」
ようやく話を聞いてくれそうな姿勢を見せる客引A。
しげ「で、ここからブッダガヤまでいくらですか」
客引A「そうだなぁ、200ルピー(400円)ってとこだな」
あからさまにぼったくってくる客引A
しげ「ちょっとまって、バスで行けば15ルピー(30円)でしょ?高すぎでしょ。」
客引A「バスはもうないんだよ、今はリキシャだけね。」
絶対嘘だ。
信用できない!
よくある手口の一つ。
何かと嘘ついて強引に外国人からお金を落としてもらうつもりだろ!
しげ「そうなんだ。でも200は高いよ。20ルピーにして。」
客引A「は?ヘイ、ジャパニーズ、冗談言うんじゃねぇぜ。180だ。」
しげ「20じゃないと乗らない」
僕結構頑固なんですよね、、
こうと決めたらそうじゃなきゃやだ!みたいなところあるので、、、
客引A「わかったわかった。120でいいよ。」
何をわかったというのでしょう。
あなたは何もわかっていない。
しげ「他の人に聞いてみるよ」
客引A「だー!!!!よし、100でどうだ!!!」
リキシャに乗る客は僕一人だけだし、このあたりが妥当な金額なんでしょうが、今後もリキシャ使う機会増えるだろうし、参考までにどこまでいけるかやってみました。
しげ「50じゃだめ?もう他の人に聞いてみるよ?」
客引A「っち、80だ!!!」
しげ「やっぱ他の人に聞いてみるよ?他が高かったらもどってくる”かも”ね。ありがと〜」
続いて、近くにいたけどこのやりとりを見ていないと思われる客引Bに声をかけました。
しげ「さっき、あっちの客引Aが100ルピーでブッダガヤまで行ってくれるって言ったんだけど、あなたはいくらでいってくれますか?」
他の客引きと競争させる作戦に出てみました。
客引B「いくらで行きたいんだ?」
しげ「20です」
客引B「おいおい、それは無理だ。お前さんは一人だろ?さすがにその金額ではいけないね。100より下はさげられねぇ。」
しげ「そっか。他の人当たってみるよ」
果たして100より下はいるのでしょうか?
客引C「ヘイジャパニーズ!マイフレンド!どこ行くの?」
しげ「ブッダガヤ。30ルピーで。」
客引C「あっちいけ!しっしっ!」
瞬殺されたしげさん。
ということで客引きAの80ルピーが限界っぽい。
しかし、一回冷静になって、周りをぐるっと回って観察してたんです。
そしたら、複数人でシェアしてるリキシャを発見。
しげ「ブッダガヤ。いくら?」
客引D「20だ」
しげ「乗せてくださいお願いしますなんでも言うこと聞きますから」
ってことでシェアリキシャ(こっちの人はグループリキシャって言ってた)でブッダガヤまで20ルピー(40円)!
今日はこれで決まり!もっこりもこみち!
よくよく考えてみると、普通なら5、6人を一度に乗せるので、一人で20ルピーとかかなり無理な話だったと思う。
リキシャのサイズにもよるけど、仮に5人乗れるとした場合、
5人×20=100ルピー
これを超えないと相手も商売にならないだろうから、相場を知らない外国人の一人客に対し、これ以上の金額を多めに乗せて言ってくることがあっても、下がることはないんじゃないかなと思います。
なんか無理に金額を下げようとしていた自分が恥ずかしくなりました、、
満員になり出発。
後ろに立ち、手すりに捕まった状態で街中を疾走します!
きもちいいい〜
あらかじめ読み込んでおいたグーグルマップで、現在地と宿の場所を確認しながらブッダガヤの中心街に入る前に下ろしてもらいました。40分くらいかな?
ちなみに、ここで注意喚起。
ブッダガヤに来る際にいろいろ調べ物をしていて、知っておいたほうが良い記事を見つけたので、シェアします。▼ブッダガヤ爆弾テロ事件 日本の大仏とチベットの僧院も狙われた
▼インドの強姦事件で、日本人女性がレイプされたニュースを思い出した!(治安・危険・注意情報)
Tara Guest House 2泊 ツイン 500ルピー(1000円)
・Wifi :無料、ブログ更新可能、動画閲覧遅い
・たばこ:室内喫煙可能
・エアコン:なし、ファンあり
内装はシンプルで涼しい色使い。
室内は清潔でした。
ということで、リキシャの客引きとのやりとりいかがでしたでしょうか?
交渉は楽しんで!でもやりすぎると相手にされなくなって、田舎の方だと足がなくなる(移動手段がなくなる)こともあるので気をつけて(笑)
明日は各国の仏教寺院巡りをしてきます!
客引きとの交渉お疲れってことで、しんちゃんをクリック♪【現在60位】
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